ロットから何個か抜き取って検査するときに、「このロットはどれくらいの確率で合格するか」「何個抜けばいいか」を計算する Web ツールです。結果はグラフで表示します。
https://kotaooka.github.io/sampling-calc/
- ブラウザだけで動きます。インストールやユーザー登録は不要です
- 入力したデータやファイルは、この端末の外に送りません。計算はすべてブラウザの中で行います
- 画面の字体(BIZ UDPゴシック・IBM Plex Mono)は Google Fonts から読み込むため、開いたときに Google のサーバーへ接続します
- スマホ・タブレット・PC のどれでも使えます
画面上部のタブで計算の種類を切り替えます。
ロットの大きさ、ロットに含まれる不良、抜き取る数、合格の基準を入れると、そのロットが合格する確率を出します。
| 入れるもの | 例 |
|---|---|
| ロットサイズ | 1,000 個 |
| ロット内の不良 | 不良率 1 % または 不良数 10 個(ボタンで切り替え) |
| 抜き取り数 | 80 個 |
| 合格とする不良数の上限 | 2 個(抜き取った中の不良が 2 個以下なら合格) |
この例では「合格する確率 96.1 %」と出ます。あわせて次のグラフを表示します。
- 抜き取った中に不良が何個入りそうか
- 同じロットを 100 回流したら何回合格するか、合格して出荷されてしまう不良は何個か
- 抜き取り数や不良率を変えると、合格する確率がどう変わるか
ロットサイズ・検査水準・AQL を選ぶと、抜取検査の規格表(MIL-STD-105E)から「何個抜き取って、不良が何個以下なら合格か」を引きます。表の矢印の読み替えも自動で行います。
抜き取り方を最大 3 つ並べて、不良率ごとの合格確率(OC曲線)を比べます。出荷される品質(AOQ)や平均検査数(ATI)のグラフにも切り替えられます。
「不良率 1 % のロットは 95 % 以上合格させたい」「不良率 5 % のロットは 10 % 以下しか合格させたくない」のように条件を入れると、それを満たす最小の抜き取り数と合格基準を求めます。
「300 個検査して不良 0 個だった」のような結果から、本当の不良率がどこまで高い可能性があるかを出します。ロットサイズを入れると、検査していない残りに不良が最大何個ありうるかも出します。
「必要な検査数」に切り替えると逆に、「不良率 1 % 以下を信頼度 95 % で示したい」のような目標から、何個検査して不良が何個以下ならよいかを出します(不良を 1 個も許容しない場合は success-run の式と同じで、1 %・95 % なら 299 個)。
各タブの計算に使っている式(超幾何分布・二項分布・ポアソン分布、合格確率、流出する不良、AOQ・AOQL・ATI、逆設計の探し方、Clopper-Pearson 法)と、AQL 表の読み方を、計算例つきで説明しています。
ホーム画面やデスクトップに追加すると、アプリのように起動でき、一度開いたあとは通信がなくても使えます。
| 端末 | やり方 |
|---|---|
| Android(Chrome) | メニュー(︙)→「アプリをインストール」または「ホーム画面に追加」 |
| iPhone・iPad(Safari) | 共有ボタン →「ホーム画面に追加」 |
| Windows・Mac(Chrome / Edge) | アドレスバー右端のインストールボタン |
新しい版が公開されると、次に開いたときに自動で取り込みます。画面に「開き直すと反映される」と出たら、一度閉じて開き直してください。
- 条件の共有:入力した条件はページのアドレス(URL)に保存されます。アドレスをそのまま送れば、相手も同じ条件の計算結果を見られます
- グラフの数値を見る:グラフにカーソルを乗せる(スマホならタップする)と、その点の数値が出ます
- データの持ち出し:「OC曲線・比較」タブでは、グラフのデータを CSV でコピー・保存したり、グラフを PNG 画像で保存したりできます
- AQL は「ロットの品質を保証する値」ではありません。AQL より悪いロットもある確率で合格します。実際にどれくらい合格するかは「合格率」タブや OC曲線で確認してください
- AQL の表は MIL-STD-105E(米国防総省規格、1989 年)に基づいています。現行の JIS Z 9015-1:2006(ISO 2859-1:1999)の表は著作権で保護されていて無断で転載できないため、表をそのまま公開できる MIL-STD-105E を採用しています。JIS Z 9015-1 とは、ゆるい検査の表と、なみ・きつい・ゆるいを切り替えるルールが異なります。JIS に従って運用する場合は、JIS 本文で確認してください
- 流出する不良の数は「不合格になったロットは出荷しない」前提の値です
- 計算結果は、検査方式を決めるときの判断材料としてお使いください
ファイル構成、更新して公開する手順、計算方法、AQL表データの出典、テストについては DEVELOPMENT.md を参照してください。





